桜の季節がやっときた

今週のお題「桜」

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sakura

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sakura station

山梨の東部はなかなか暖かくならないので、

いつも桜の開花がずれているような気がする。

今年は、なかなか良いタイミングで咲いたのではないか。

桜というと日本人の心の花になっていて、

かくいう私も小説の中で取り扱ったことがある。

このスターバード・ビューに登場するヒロインは、

桜を嫌っているのだ。

それが主人公と心を通わせるうちに、

桜というものを好きになろうとする場面がある。

桜を嫌う理由は、

繊細なのに強烈な儚さを持っているからだ。

死や滅びの印象に怯えるのは不思議なことだろうか。

むしろ一般的だと思う。

死や滅びの印象を乗り越えられるのは、

それが春という季節と結びついているからだと考えられる。

もし桜と春が切り離されていたら、

日本人は桜を好きにならなかったのではないか。

カメラを片手に、今日はそんなことを考えた。