はじめまして

我有一徹と申します。まだ無名の作家です。

自己紹介がてらペンネームの由来から。

小説をまったく書けない時期がありました。

そのとき、「書かなければ我でない」という強迫観念に襲われました。

と同時に、「我ならば書く」という命題でもあると気づきました。

この命題を証明するには、「書かなければ我でない」が真であれば良いのです。

でも現実は、「書かなくても我である」という以外にありません。

よって「書かなければ我でない」というのは偽でした。

ここで一つの疑問が生じました。

書かない我の中に小説はあるのです。

そして「書いても書かなくても小説はある」という核心に至りました。

小説を下に見ていた自分がいました。

反省すると、それまで書けなかった小説が鮮明になり、書けるようになりました。

また「我が有る限り小説はある」という変な自信もつきました。

スランプから抜け出たことを記念して、「我有って一徹なり」とペンネームにしました。

これからも「我」を前提とした小説を書いていこうと思います。

よろしくお願いします。